悪魔と天使と快楽主義者

管理者:みやちん◆天使のザワメキ 悪魔のササヤキ

第二話

第二話 『Turn of the golden witch』





金蔵の独り言


「………ベアトリーチェ。もうじき、……お前の微笑みに再会できる。………死んでもいい!
お前の微笑みがもう一度見られるならこの命は惜しくないッ!だから、…後生だぁあ、お前に、……もう一度会わせてくれぇええぇえぇ…。そして、愛を誓わせておくれ、私の罪を謝らせておくれ、うぅぉおぉぉぉぉぉぉ……。
……だが逃がさんッ!!お前は私のものだ!!髪の毛の一本から爪先まで、爪の垢すらも私のものなのだッ!!お前の肉一片までも全て私のもので、その亡骸の煮汁まで私のものなのだッ!!逃がさん、今度こそこの手から零さんッ!!お前を永遠に私のものにしてやるぞッ!!二度と逃がすものか、二度と逃がすものかッ!!」
「私が言いたいのはこんなことじゃない もう一度会わせてくれ…。謝らせてくれるだけでいい……。」
「私が間違っていた お前が微笑んでさえくれれば、他には何もいらなかった 私が間違えた」
「その償いに残りの全ての人生を捧げた お前に詫びるために、私の罪を償うために」

金蔵さん何したんですか。。。



これ物語の中核を匂わせてるんじゃないかな。
“逃がさん”って思いがベアトリーチェを六軒島に閉じ込めてるとか。
“私が間違えた”ってのは金塊を手に入れて右代宮の再興にばかり奔走してベアトをないがしろにしたってこととか。
それが“罪”?
いやもっと奥が深いもののような気が。。。
ここまでベアトを切望しながらも、自分の書斎には蠍の魔除けを施してる矛盾。
逆に愛しいと思いながらも激情してる部分に憎悪も感じる。
これは深読みしすぎ・・・?


なんか見当違いなこと書いてそうだから後から見てハズカシーって思いそうw




前に『ベアトリーチェは魔女かニンゲンか』って書いたけど。
やっぱりそもそもベアトリーチェは実在するのかどうかも疑わないといけないような気がする。
殺人以外でもベアトが出てくるシーンはどうなる、って説明とか根拠とかはなーんも思いつかないけど( ´_ゝ`)