9月29日の記事の続き。
ひぐらしのなく頃に・ノベルアンソロジー。
先日の歯医者の待ち時間に1話読みますた。
◆イヌジモノ
これは昭和58年6月のお話。
祭囃し編の裏に起こった出来事かな。
山狗に新たに配属された白井という隊員と沙都子の交流のお話。
白井は沙都子の監視役として着任早々沙都子を尾行。
学校での部活で色んな表情を見せたり、梨花ちゃんと村を歩いてる時には大人に話しかけられずに俯いていたり、トラップ作りに熱中してたり、1人で山の中に入り悟史のことを思い泣いていたりする沙都子を見守ってる。
そして山の中でトラップ作りに勤しむ沙都子に見つかってしまい言葉を交わすんだけど。。。
ここでツキノワグマ登場Σ(-∀-;)
襲われるところを白井が助けるんだけど。。。
違う意味で雛見沢怖いよ雛見沢w
その後、また山の中にいる沙都子に、自分から話しかける。
白井は梨花ちゃんに沙都子のボディーガードになるように頼まれたとウソをつく。
助けてくれたけど怪しい人だと思って沙都子は警戒する。
そこで白井がトラップの技術を沙都子に教えると沙都子は白井に心を開く。
そして2人で一緒にトラップを作るんだけど、山狗本部に沙都子と接触したのがばれて懲罰として閉じ込められてしまう。
そして綿流しのお祭の日。
あのトラップだらけの山に籠城する部活メンバー。
人手がないため懲罰期間が終わっていないのにいきなり外に出され、現場に駆り出される。
沙都子の身を案じるが、トラップに引っかかってあちこちに倒れてる山狗の隊員を見て白井はほくそ笑む。
沙都子の無事を確認し、持っていた銃を構えトリガーを引く。
白井が沙都子に教えたトラップ・トウガラシ爆弾が炸裂し、沙都子の後ろに迫っていた山狗に命中。
カッコ。゚+.(・∀・)゚+.゚イイ!!
山狗なのに沙都子の身を守るボディーガードのお役目をしっかり守る!
白井は前にいた隊で不祥事を起こして山狗に配属されるんだけど。
その不祥事ってのがターゲット宅に侵入した際にターゲットの娘に遭遇、規則を無視してその子を助けようとした。
結局助けられなかったことが心の中に残ってた。
白井の罪ってことだね。
熊登場はともかくw
ひぐらしの流れを汲んでて上手いお話だと思ったぉ(・∀・)
それにラストがすばらしい!!
トウガラシ爆弾炸裂でその場の山狗を撃退し、盛り上がる部活メンバーは新たな戦いの場に移動。
それを見送ったと思っていたら、沙都子だけが残ってて白井は話しかけられる。
山狗の一員だということがばれる。
「やっぱり、わたくしをだましてましたのね」
「覚悟するといいのですわ。目をお閉じなさい」
白井、目を閉じる。
一瞬花のような香りが漂って、頬に柔らかいものが触れた。
「そ、その、クマから助けてもらったお礼がまだでしたわ。それに今日のことも。もちろん、わたくしだけでも切り抜けられたに決まってますけどね!」
ツン━━━━(゚∀゚)━━━━デレ!!!
沙都子にピッタリのお話w
にじゅうまる♪