悪魔と天使と快楽主義者

管理者:みやちん◆天使のザワメキ 悪魔のササヤキ

原作EP2

うみねこのなく頃に散・EP5まで読んで、改めてEP2を読み直してみる。




楼座が受け取った手紙は?


第一の晩の現場にあった封筒の中身が、EP1やEP3で真里亞が晩餐後に読む手紙の内容になってる。
薔薇庭園でベアトから楼座が貰ったとされる手紙の内容は別と考えられる。
あの手紙に親族の大人達が礼拝堂へ行ってしまうようなことが書かれてた。
ベアトリーチェから手紙を受け取ったのは楼座=手紙を用意したのは楼座
『Happy HALLOWEEN for MARIA』の文字が扉にあったからといって、真里亞がベアトから貰ったと豪語する封筒の中に鍵がある、って発想は不自然な気がする。




魔女の貴賓室にいた人物について。
数人が目撃してるけど、幻想以外にありえないはず。
だけど目撃したことになってるのが使用人だけじゃなくて、楼座と霧江も目撃してる。
↑の手紙のクダリから楼座の証言は信用できないとしても、霧江が目撃したと騙るメリットは。。。
客人側の大人達も、本家の人間とは別に口裏を合わせた?
もし蔵臼以外の兄弟が、“ベアトリーチェ”を名乗る人物の存在を臭わせるように仕組んでたとしても。
蔵臼以外の兄弟は金蔵の死を知らないはずだから、口裏を合わせられても金蔵が使わせなかった“魔女の貴賓室”を使用して食事まで運ばせることはできないはず。
霧江と源次が居合わせたってのもツジツマがあわない。
実はベアトリーチェが魔女の貴賓室にいたとする描写全部が幻想だった。
誰も会っていない、食事も運ばれていない。
でもそうなると、嘉音のマスターキーを持ってた朱志香のクダリがおかしくなってくる。
魔女の貴賓室に突入すること自体に意味をなさなくなる。
本当に嘉音の鍵を持って死んでたのかも疑わしい、ってことに。
ということは、極論、密室に関する謎は全部、考えるだけ無駄ってことに。。。



でもきっとそんなことはないだろうから。。。
朱志香の部屋の密室の謎を考えてみる。


「……恐らく、この部屋の、…お嬢様のお部屋の鍵でしょう。」 その言葉を聞き、楼座叔母さんはわざわざ扉の外に出て、それを確認した。

アニメ見た時はこの鍵がキーホルダーを付け替えたニセモノの鍵かと思った。
原作じゃちゃんと朱志香の部屋の鍵かどうか確認してた(-∀-;)
でも“わざわざ扉の外に出て”確認ってことは、扉の外で本当の鍵にすり替えて開け閉めをやってみせたなら、密室は成立しなくなる。
話の流れ的に、6時43分に朱志香が屋敷に戻って魔女の貴賓室に突入⇒7時30分に戦人達が屋敷に戻ってくる描写。
屋敷に帰ってきて、金蔵のとこへ行くと言って客室を出た楼座がその間に犯行、って流れなら。
源次が共犯で、鍵だけその時預かった可能性も。
もし源次も絡んでるなら、その後の朱志香が持ってた嘉音のマスターキーのクダリで、そのマスターキーがよく似せたニセモノだったけど本物と言ってのけた。
マスターキーが本物かどうかの確認は、一切行われていない。
楼座が犯人だとしたら、共犯いないと熊沢・南條殺しが無理だもんねぇ。。。
ずっと客間で籠城してたのが本当なら。
扉に細工がないのなら、鍵に何かがあると考えるしか。
鍵のトリックは最近プレーしたかまいたちの夜×3のネタから思いついたんだけどww



「お父様はご無事でしたが、突然の出来事に多少、取り乱していました。…幸いにも、部屋からは出ないと言っていますので、安全でしょう。」


朱志香の部屋での楼座の言葉
「えぇ。あなたと源次さんについてだけは大丈夫よ。
 お父様から聞いた話でそれは裏付けられてる。
 二人はお父様の部屋でずっと筆耕と立会いをしていた。
 お父様と私が保証するわ。」



金蔵の部屋に入って直接会って確認したかのような言い方。
楼座は元々金蔵の死を知ってた・・・ことはないよな・・・
この時点で金蔵が生きてないことを知ってしまった。
正式な遺言状のようなものを金蔵の部屋で発見・・・いや、楼座が見つけられるくらいなら、先に蔵臼か夏妃が見つけてる。
ここはやっぱり源次が共犯で何かの工作があったと考えると筋が通る気がする。
“狼”扱いしてるのは、わざとか。。。