『大暗室』読了。
300ページ以上もあったのでもっとかかるかと思ったけど。
こないだの土日にゴロンゴロンしながら一気に読み終わりました。
乱歩の作品って、過程はとても濃密に描かれることが多いのに、ラストはすごくあっさりしてる気がする。
逆に過程がくどいからラストを簡潔にしてると考えるべき?
「悪魔と天使の戦いの物語」ということでしたが。
「悪魔と、天使の配下の髑髏顔の爺の闘い」って印象なんだがどうだろうw
悪魔の父、大曾根五郎が出てこないからずっと彼がどうなったのか気になってたんだけど。
すでに死んでるっていう描写が終盤で出てきた。
まぁお亡くなりになってるんだろうなって思ってたけど。
死亡原因とか悪魔にどんな教育を施してきたとかがよくわからなかったし気になったところでもありました。
終盤で
『燃え盛る悪の華を咲かせて見よう』
という一文が出てきてちょっとテンションあがりましたw
もう読んでない乱歩の本ない。。。
ブコフ行かねば(・ω・)